安全のめやす
安全ってなんだろう?
安 全って「安全だと感じること」だと思う人が多くいます。それも安全かどうかを判断するひとつの方法ですが、これだけでは十分ではありません。とても安全な 場所にいても、自分が受けた虐待や嫌がらせを思い出してしまうことがあります。逆に安全ではない状況にあるのにまったく大丈夫だと感じることもあります。 安全だと感じることはとても重要ですが、自分が安全かどうかを見定めるのに必ずしも十分な基準ではありません。
どうしたら安全かどうかわかるの?
ある時ある場所で自分は安全かどうかを考える時、こんなことに気を配ってみましょう。
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からだはどんな風に感じていますか?安心感、恐怖、落ち着かない等など
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身体的な安全であり、暴力や虐待・嫌がらせにさらされていませんか?(誰かに殴られたり、けられたり、押されたりしていないか。悪口をいわれたり、あなたやあなたが大事に思う人が脅されたりしていないか。)
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あなたのパートナー、恋人、友達はあなたが必要と感じること、したいことを自分のそれと同じくらい大切であると考えていますか?
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あなたのパートナー、恋人、友達はあなたが必要と感じていることをしてくれますか?その人にはそのためのノウハウや手段、善意がありますか?
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その状況で、自分のために行動する力がありますか?自分のことを十分大事にできますか?
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自分の意思で物事を決めていますか?プレッシャーや、押し付けがあったり、操られたりしていませんか?
こんなことを問いかけてみることで、自分が安全な状況にいるかどうかを判断する助けになります。
出典(この文はどっから?):
性的虐待からの回復のための本(タイトル不明)から取られたものです。オーストラリアのミニコミ「a zine about saferspaces, conflict resolution and community」(「より安全な空間(達)、対立の解決、そしてコミュニティ」)に転載されていたもの。
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